バンクーバーでも先住民デモで列車がストップ、帰宅ラッシュアワーを直撃

311

先住民族Wet’suwet’en(ウェツウェテン)を支持するデモが全国各地で決行されている。中でも発信地のブリティッシュ・コロンビア州が最も多く、バンクーバーではバンクーバー港、デルタ港への道路を封鎖、最も交通量が多い交差点や橋を封鎖、ビジネスや市民に大きな影響が出ている。ビクトリアでは議会が再開する11日に議事堂の出入り口を封鎖し、議会に出席できない議員も出た。

BC州中央部ニュー・ヘイゾルトンでは鉄道を封鎖。プリンス・ルーパート港へのアクセスが止められ、貨物や旅客列車が運行できなくなっている。

バンクーバーでは帰宅時間に電車が運休

13日のバンクーバーでは午後になってデモ隊がピットリバー・レイルブリッジを封鎖したため、長距離列車ウエストコースト・エキスプレスがラッシュアワーに運休を余儀なくされた。

ウエストコースト・エキスプレスは、デモがいつまで続くか分からないため運転開始の見通しは立っていないと発表した。

バンクーバーダウンタウン・ウォーターフロント駅からバンクーバー広域圏の東に位置するミッションまでの長距離列車は、午前午後のラッシュアワー時間帯のみに運行している長距離列車。

仕事を終え帰宅する市民は突然の運休に怒りと困惑の声をあげていた。

 

関連記事