現金給付CERB対象外でも救済をトルドー首相が約束

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新型コロナウイルスの影響で失業したり、仕事に行けなかったりして、収入がゼロとなった国民を対象に今日から申請が開始された現金給付策カナダ緊急対応資金援助CERB。

国内では各州政府が非常事態宣言を出し、全国で不要不急の外出を制限している。オンタリオ州やケベック州など感染拡大が急増している州では、罰則を設けた厳しい制限がかけられている。

さらに自宅で勤務できる場合を除き、不要不急の営業活動をすべて停止しているため、多くの国民が失業するか、勤務時間を削減されるなどして、収入が極端に減少している。

失業者の中には雇用保険(EI)でカバーされる人もいるが、雇用保険がない国民も多い。そうした雇用保険がない人、フリーランスや自営業者のための現金給付対策として政府が発表したのがCERB。1週間に500ドルを4週間、合計月2000ドルを支給する。

ただし新型コロナウイルスの影響で収入がゼロになった人が対象で、勤務時間が削減され収入が減少した人は対象外となっている。

そのためジャスティン・トルドー首相は6日、そうした条件に当てはまらないが同じように新型コロナウイルスの影響を受けている人のために新たな救済措置を検討中と語った。さらに夏休みにアルバイトをして学費を稼ぎ、通学中は働いていないため今回の条件に当てはまらないという大学生のための救済措置も検討することも明らかにしている。

トルドー首相は「政府はできるだけ救済策からこぼれる国民がいないように最善を尽くしていく」と国民に約束した。

近いうちに詳細を発表するとしている。

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