ブリティッシュ・コロンビア州新民主党(NDP)政権デイビッド・イービー司法長官は26日に記者会見を開き、BC州で問題となっているマネーロンダリングを解決するために連邦政府の協力が必要と語った。
27日には国会の財政委員会にも出席し、BC州の現状を訴えた。
マネーロンダリングについては、同州リッチモンド市にあるリバーロック・カジノが1カ月内に1350万ドルを20ドル札で受け取ったとされる件について、警察が犯罪の疑いがあるとしたことがきっかけで州政府も調査を進めていた。
昨年9月にはBC州のギャンブル産業のマネーロンダリングに関する調査をドイツの会社が行っている。
またBC州のカジノを管轄するBC宝くじ公社でも対策を講じている。
イービー司法長官は、この違法なマネーロンダリングがメトロバンクーバーの不動産の異常な高騰にもつながっていると委員会で訴えている。
これについてはバンクーバー地元紙バンクーバー・サン紙などが記事を掲載している。
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