BCライオンズ、レッドブラックスに快勝! プレーオフへの望みをつなぐ

132

 

BCライオンズはホームBCプレースに東地区首位のオタワ・レッドブラックスを迎えた。ここで負けるとプレーオフ進出への望みが限りなく薄くなるライオンズ。

“MUST WIN!”な状況の中、レッドブラックスに快勝!! なんとかプレーオフへの望みをつないだ。

 

9月7日(BCプレース:17,529)
BCライオンズ 26‐14 オタワ・レッドブラックス

 

プレーオフ進出へ向け、なんとか望みをつないだ1勝

 

全18試合を戦うCFLで、BCライオンズは8月25日に9試合目を終了。それまで3戦全勝だったホームで初黒星を喫し、最下位から抜け出せないまま前半を終えた。

前週は試合がなかったライオンズ。今週から9週連続でホーム&アウェイを繰り返す、リズムのいいスケジュールの後半を迎える。

その第1戦。ホームで迎えたのは東地区首位のレッドブラックスだった。

シーズン前半終了2連戦を2連敗と悪い流れの中で迎えた後半第1戦。そんな流を断ち切るかのように、先制タッチダウンを第1クオーターに決めると、第2クオーターではフィールドゴールを決め、前半を終え10-1とリードした。

前半をわずか1失点に抑えたライオンズのディフェンス陣は、後半、第3クオーターにダッチダウン、第4クオーターには2フィールドゴールを許すも、オフェンス陣が攻撃の手を緩めなかった。

第3クオーターにタッチダウンを決めると、16-11まで追いつかれた第4クオーターには、1タッチダウン、1フィールドゴールでレッドブラックスを突き放す。

後半ややヒヤヒヤさせられたが終わってみれば26-14で快勝。なんとか波に乗るきっけかにしたいキラキラする白星となった。

 

 

 

ライオンズはプレーオフへの望みをつないだ代わりに痛い代償

 

シーズン後半第1戦でプレーオフに望みをつなぐ白星を勝ち取ったものの、痛い代償も支払った。

試合開始早々の8秒。ライオンズの攻撃最初のプレーでセンターのハズバンドがヒザを負傷。試合後の報道では今季はほぼ絶望と伝えられた。

さらに、今季不死鳥のように復活したクオーターバック(QB)ルーレイが、第2クオーターで頭にタックルを受け、脳震とうの危険性があるとして試合から離脱。代わりにジェニングスがQBを務めた。

ルーレイは来週以降の試合への出場は未定。

攻撃で要となるクオーターバックとセンターをケガで欠いたライオンズは、この日は快勝したものの、来週以降にどんな影響が出るのか。シーズン後半もなんだか不安が漂う船出となった。

 

BCライオンズのホームゲーム

 

9月22日(土)7 pm ハミルトン・タイガーキャッツ戦

10月6日(土)4 pm トロント・アーゴノッツ戦

10月19日(金)7 pm エドモントン・エスキモーズ戦

11月3日(土)7 pm カルガリー・スタンピーダーズ戦

 

BCライオンズHP: https://www.bclions.com