攻撃陣が爆発した!! 今季最多の5得点。これで6月は負けなしの2連勝!! ようやくホワイトキャップスにエンジンがかかり始めた!?
6月9日(BCプレース:22,120)
バンクーバー・ホワイトキャップスFC 5‐2 オーランド・シティSC
前半は互角の戦い。先取点はホワイトキャップス。MFデイビーズ(#69)がドリブルで上がりFWカマラ(#23)にパスすると、うまく合わせたシュートが決まり先制した。
1‐0で折り返したホワイトキャップスだったが、58分にオーランドの選手がこの日2回目のイエローカードで退場となり有利になったのも束の間、64分に同点に追いつかれる。
それでもここから猛攻撃。76分にMFデイビーズ(#67)がゴールを決め、2‐1。82分にはMFレイヤ(#29)への反則がビデオ判定の結果PKとなり、これをカマラが確実に決めて3-1。
さらに、87分にレイヤが4点目を、90分には途中出場したMFメスキーダ(#11)が5点目を入れ、ホワイトキャップスが大勝した。
これで6月は2連勝!! ホームでは4月27日以来の勝利!
ようやくエンジンがかかり始めた。前週はコロラドでラピッズと対戦。2‐1で辛勝した。5月に1勝もできなかったホワイトキャップスが1カ月ぶりの白星を挙げた。
その勢いなのか、この日もオーランド・シティSCに大勝。気持ちがいいほどにゴールが決まった。
前半は互角の戦いだった。接戦になるかと思われたが、風向きが変わったのは後半に入っての58分、オーランドDFエル・ミニル(#13)がこの試合2枚目のイエローカードで退場になってからだった。
オーランドの動きが明らかにシャープになり、ホワイトキャップスは1人多いにもかかわらず、なかなかうまくパスが回らなかった。そんな隙にオーランドMFクリステン(#16)がゴールして同点に。
そんな嫌なムードを吹き飛ばしたのは2点目を決めた若いデイビーズだった。相手GKが弾いたところを自身MLS2得点目のゴールを決めた。
その2点目は、DFニューウィンスキー(#28)のしぶとい守りから始まった。エンドラインを割る寸前で食い止めた。デイビーズのゴールが決まった後、ビデオ判定になったが判定はゴール。
ここから怒涛の3得点。82分にMFレイヤ(#29)への反則がビデオ判定の結果、フリーキックからPKとなり、これをカマラがこの日2ゴール目を確実に決めて3-1。
勢いに乗ったホワイトキャップスを1人少ないオーランドは、もう止めることができなかった。
最後の失点は余計だったが、久しぶりのホームでの快勝に、満員のファンからは大歓声が上がった。
ホームでの勝利は実に4月27日以来。ファンには待ち遠し1勝だった。
これで16試合を終え、6勝5敗5分、勝ち点23。得失点差も-4とし、順位も3位に浮上した。6月は1試合を残すのみ。7月にはカナディアン・チャンピオンシップを含めた7試合が待っている。
久々に見せたベテランと若手コンビの会心ゴール!! By トラベルマガジン・バンクーバー “Pacific Walkers”
7月のホームゲーム
7月はカナディアン・チャンピオンシップ2試合があるため、7試合とかなり試合数が多い。ホームは4試合。ファンにとっては嬉しい限りだ。
7月1日(日)4pm コロラド・ラピッズ戦
7月7日(土)7:30pm シカゴ・ファイア戦
7月25日(水)7pm モントリオール・インパクト戦(カナディアン・チャンピオンシップ)
7月28日(土)7pm ミネソタ・ユナイテッドFC戦