アルバータ州で第3の性「X」を公式に使用可能に

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アルバータ州政府は州政府発行の公式身分証明書や書類に第3の性を使用できると発表した。従来通りの「F」女性、「M」男性に加え「X」第3の性が使用できるようになる。

 

公式身分証明書や出征証明書にも可能

 

「X」が使用できるのは、アルバータ州発行の運転免許証やIDカードのような身分証明書のほかに、出生証明書や死亡証明書などの公式記録として保存する書類でも使用できる。

レイチェル・ノッテリー州首相は、「誰でも自分が自分として生きる権利がある」と述べ、自身が選んだ性で生きていくことを政府が支援できることを喜んだ。

トランスジェンダーコミュニティにとっては大事な一歩となった。

 

対象者に年齢制限なし、医師の診断書は12歳未満のみ

 

表示の変更は全ての年齢で可能。12歳以上からは医師の証明書などがなくても変更が可能。ただし17歳までは親の承諾が必要。12歳未満は医師の証明書が必要となっている。

アルバータ州以外では、オンタリオ州、ニューファンドランド&ラブラドール州、ニューウエスト準州ですでに導入され、連邦政府もパスポートなどの公式IDで第3の性を使用可能にしている。