バンクーバーでのDCダラス戦。プレーオフへのわずかな望みを掛けての一戦にまたしても敗れた。
勝負どころの連戦で痛い2連敗。今季も残りわずかとなったMLSレギュラーシーズンは5試合を残してホワイトキャップスに赤信号が点滅し始めた。
9月22日(BCプレース:21,190)
バンクーバー・ホワイトキャップスFC 1‐2 FCダラス
先制はFCダラス。42分にモスケラが決めて0‐1で前半を終えた。後半に入り、ホワイトキャップスが追いつく。66分にMFデイビーズ(#69)のアシストでFWカマラ(#23)がゴールした。しかし87分にダラスがゴールして試合が決定した。
今季は機能不全のディフェンス陣が最大の敗戦要因か?
結局この試合も競り負けた。15日のシアトル・サウンダーズFCとの一戦でも同様だ。守備の甘さが露呈した。
勝てない試合ではなかった。圧倒されたわけではない。ダラスがコーナーやフリーキックで効果的に得点した。
ロビンソン監督はディフェンス陣の細かな動きのミスを指摘。「後半はいい動きをしたが前半のミスが最後まで響いた」と振り返った。今季よく聞く守りの甘さ。残り5試合になっても修正できていないようだ。
プレーオフ進出を狙うなら絶対に負けられない上位とのこの時期の連戦。プレーオフ進出に赤信号が点滅し始めた。
2連敗で8位に転落、次のギャラクシー戦に負ければ今季は絶望
2連敗したホワイトキャップスは勝ち点を伸ばすことができず、順位も8位に転落。サウンダーズと対戦した8位LAギャラクシーが勝利したため、ホワイトキャップスと順位が入れ替わった。
ただ、8位には転落したが6位サウンダーズとは4ポイント差のまま。
次は7位ギャラクシーとLAで対戦する。これに負けると完全にアウト。「残り試合は全勝必至」と語っていたロビンソン監督。
次の試合で勝てなければ、ホワイトキャップスの今季は終わる。
10月のホームゲーム
10月17日(水)7pm スポーティング・カンザスシティ
10月28日(日)1:30pm ポートランド・ティンバーズ