厳しいスケジュールが続いた5月もこれが最終戦。ホーム・BCプレースには満員のファンが詰めかけた。迎えたのはニューイングランド・レボリューション。4月27日以来、5試合ぶりの勝ち星をホームのファンの前で決めたかった。
5月26日（22,120：BCプレース）
バンクーバー・ホワイトキャップスFC 3‐3 ニューイングランド・レボリューション
絶好調テチェラ!! ハットトリックでチームをけん引
MFテチェラ（#13）が絶好調だ。すでにゴール量産体制に入っている。5月16日サンノゼ・アースクエイク戦でも先制弾を決めたテチェラは、この日はハットトリックの大活躍を見せた。
前半2点を先制されるも、前半終了間際アディショナルタイムの49分。まずは1つ目のゴールを決める。そして後半早々の51分に同点ゴール。59分に再びリードを許したが、74分、三度ゴールを決めチームは再び同点に。常にリードを許すも、テチェラのハットトリックで引き分けに持ち込んだ。
5月は未勝利に
これでホワイトキャップスは14試合を終え、4勝5敗5分、勝ち点17。5月は1勝もできず、勝ち点も3に止まった。この日の引き分けで、順位も6位となった。
今季のホワイトキャップスは失点が多い。昨季まで活躍したディフェンス2人が移籍し、うまく補強ができていない。
それだけでもここまで失点が多いが、加えて、この日を最後にキャプテンでディフェンスの要DFワストン（#4）がワールドカップ出場のためチームを離れる。
正GKマリノビッチもケガのため5月11日から欠場していて、ディフェンスはかなり苦しい。
ただ6月のスケジュールは3試合と比較的緩やかなのが救い。ここでなんとか踏ん張って、勝ち星を伸ばしたいところだ。
6月のホームゲーム（BCプレース）
6月9日（土）4:00pm オーランド・シティSC戦
Vancouver Whitecaps FC: https://www.whitecapsfc.com/
