MLSバンクーバー・ホワイトキャップスFCが公式にアルフォンソ・デイビーズのバイエルン・ミュンヘン移籍を発表した。移籍金はMLS史上最高額の2200万米ドル。
ホワイトキャップス社長ボブ・レナデューツィ氏は、カナダから育った大事な選手としてこれまでコーチたちといい選手になるよう育成してきた、「我々チームにとってもすごく特別な選手。シーズン最後までいてくれることは嬉しいし、来年から彼が直面するチャレンジを思うとすごく楽しみだ」と声明で発表した。
デイビーズは14歳の時にユースとしてホワイトキャップスに入団。15歳だった2016年シーズンの最終戦で鮮烈なMLSデビューを果たした。
「子供の頃からこんな瞬間を夢見てきた。これからもっと頑張りたい、でも自分自身を見失わないようにしたい」とチームを通してコメントを出したデイビーズ。残りのシーズンをホワイトキャップスとして全うしたいと語った。
今季はホワイトキャップスとしてプレー
バイエルン・ミュンヘンが所属するブンデスリーガがあるドイツでは、プロとしてプレーできるのが18歳以上という。デイビーズは今年11月2日で18歳となるため、今季は終了までホワイトキャップスとしてプレーする。
ドイツには2019年1月からチームに合流すると発表されている。
今季ホームでのレギュラーシーズン試合は残り8。この日は身体検査のためチームを離れていてカナディアン・チャンピオンシップ準決勝第2戦には出場しない。
移籍決定後ホームでファンの前に姿を現すのは7月28日MLSレギュラーシーズンのミネソタ・ユナイテッドFCとの一戦となる。