ブリティッシュ・コロンビア州プリンスジョージで今月14日から開催が予定されていたカーリング女子世界大会の中止が決まった。世界カーリング連盟が12日に発表した。
前日まで開催の予定を公表していたが、11日から12日にかけて、北米4大プロスポーツリーグが相次いで試合の中止を発表したことなど、状況が急激に変化したことを受けたものとみられる。
世界カーリング連盟は12日に発表した声明でBC州衛生管理局長ボニー・ヘンリー博士や大会主催者などの意見や、北米プロスポーツリーグの決定、世界各国の海外渡航規制などを考慮して「残念だが中止の決定に至った」と説明した。
今大会は2022年中国・北京で開催される冬季オリンピックに向けた重要な大会のため、今後は五輪選考基準の変更なども含めた対応を検討するとしている。
大会は3月14日から22日までBC州内陸中央に位置する都市プリンスジョージで開催予定だった。BC州では3月11日現在で46人の感染が確認されている。
ケベック州政府は11日、モントリオールで今月18日から開催予定だった世界フィギュアスケート選手権の中止を発表。ノバスコッシア州では3月31日から開催予定だったアイスホッケー女子世界選手権が中止となっている。
World Women’s Curling Championship 2020 cancelled in Prince George, Canada >> https://t.co/fBVCX9OudQ#WWCC2020 #curling 🥌
— World Curling (@worldcurling) March 12, 2020
