国際アイスホッケー連盟(IIHF)は7日、ノバスコシア州ハリファックスで3月31日から4月10日まで開催を予定していたアイスホッケー女子世界選手権を中止すると発表した。
IIHFレネイ・フェイセル会長は「非常に残念だが、決断しなければならなかった」と世界中で感染が広がっている新型コロナウイルスを考慮して判断したと語った。
これまでにノバスコシア州で新型コロナウイルスに感染したという報告は出されていない。
アイスホッケー女子世界選手権中止は中国・北京で開催予定だった2003年大会がSARSのために中止を余儀なくされて以来となる。
次回は2021年にノバスコシア州で開催すると発表している。
BC州で新たに6人の感染確認、コミュニティ感染でケアホームで2人感染
ブリティッシュ・コロンビア州保健省は今朝の記者会見で、新たに6人が感染したと発表した。2人はイランから帰国した男性とその家族、2人はクルーズ船の乗客、あとの2人はノースバンクーバー市にあるリンバレーケアセンターでの感染が確認されたと語った。
ケアセンターの感染は3月5日に感染が発表された感染源が不明な女性から感染したとみられると報告。ケアセンターが緊急体制に入ったと語った。
BC州衛星保健局長ボニー・ヘンリー博士は、風邪の症状がある場合は、職場や学校に行かず自宅療養してほしいと語った。なるべく周りに移さない行動を心がけるよう改めて要請した。
オンタリオ州でも2人、アルバータ州でも新たに1人の感染が確認された。