ケベック州で不要不急の経済活動停止を5月4日まで延長

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ケベック州フランソワ・レガルト州首相は、新型コロナウイルス感染拡大防止策として、不要不急の経済活動停止を5月4日までに延長すると発表した。当初は復活祭(イースター)が終わる4月13日までとしていたが、感染拡大が収束する気配がないことを考慮して延期を決定した。

この日もケベック州では新たな新型コロナウイルス感染者が947人とこれまでの最多となり、累計で7,944人となった。カナダ国内で感染者数が最も多い。死亡した人もこの日の19人を合わせて94人となった。

レガルト州首相は、「戦いはまだまだ終わらない。重大な局面に入ったばかり」と述べ、今気を緩めれば元の生活に戻る時期がまた遅れると危機感を見せた。

新たな感染者が増えているが、政府として最も重要視しているのは公衆衛生を守ることであり、たとえそのために経済を犠牲にして強硬な対策を実施する必要があると語った。

新たな感染者が増える一方で、増加率は下がりつつある。「医療機関が感染拡大の第1派を乗り切るために公衆衛生が守られる最大限の努力をしていく」と述べ、ピークが過ぎたあと経済活動再開に向けて検討すると語った。

州警察、モントリオール市警がフィジカルディスタンス違反者を取り締まり

感染拡大が止まらないケベック州で4日にはついに警察が違反者を取り締まり、罰金を科すことができることになった。

これまではフィジカルディスタンス(他人との間隔を2メートルあける)という対策を守らずにグループでいたりした人々を見つけた場合は、警察が注意して罰金についてはDPCPが判断していた。

これを警察が罰金を科す判断を直接できるようになったという。罰金は屋内外を問わずグループで集まっていると判断された場合は1000ドルが科される。

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